Friday, June 08, 2007

エレナ・ポーター (著), 村岡 花子 (訳) 『少女パレアナ』(文庫)
この本は、私に約半年振りに感想文をアップさせた。
この間、何冊もチョイ読みはしていたり、感心させる本に巡りあっていたものの、このブログに感想をアップさせはしなかった。
何が違うのか、この本と他の本は。
非常に核心を突いていること、しかも非常に単純に。
それと話の展開。涙する。
核心は『喜びの遊び』。これ、癖になりそうだ。

あらすじなぞは検索すれば簡単に分る。
日本語訳がもう40年以上前のものだから、違和感がある。
でも、一読を薦める。

感想文では絶対分らない。一読してもまだ分らない。
核心の核心はpp.198-199。ここを何度か読み返した。
そして、核心^2の部分から後をもう一度読んだ。また涙した。

定価540円の本ではあるが、pricelessの価値があると思う。必読。