『コーチング・バイブル―人がよりよく生きるための新しいコミュニケーション手法』
約2週間前にCTIジャパンのコ・アクティブコーチング基礎コースを受講しました。体験学習が中心なので、書物で確認したく読んでみたら、『うぅ!』と予想外に引き込まれるところがあった。
どこか?2箇所。「未来の自分についてのエクササイズ」(p.264)と「存在意義」(p.270)。「未来の自分」も「存在意義」も単に本を読んでいるだけなのに、コーチングを受けているように、自分に答えを見つけていた。「未来の自分」の住処が分かった(うれしい!)。もう少し時間を掛けて探ってイメージを確かなものにしたい。
ところでこれってセルフコーチング?ある人が私に「(夢を)セルフコーチングで、ぜひ実現してくださいね」と言ってくれた。人様から見ても私にはコーチが不要なのかな??
もう一つ、第9章バランス(p.183~)も自分の定年前退職の理由が整理できて良い。ほんと仕事の比重が高かったものね。自分の価値観に外れた仕事になったから飛び出したんだ。凄いな、私も、退職金をプラスしてくれた前の会社も。どうも私のぼんやりと思い描いている生き方が自発的に簡素な生活を求める「ボランタリー・シンプリシティ」(p.183)と呼ばれるものに近いようだ。しかし、もう少し俗っぽいかな?
さて、本そのものの話。バイブルだからか非常にフラットな印象がある。しかし、抜かりなくいろいろきっちり書いてある。コーチの仕事の具体的なことも。しかも、日本語訳の時に相当苦労したようで滑らかな言葉遣いになっている。コ・アクティブコーチングと言う、クライアントにも積極性を求める手法なのでクライアントがこの本を読むと、うまくコーチできそう。
次に注文。「直感」が曖昧。実践中心で手法を構築してきたから已むをえないだろうが、今一歩科学的な踏込みが欲しい。脳科学の進歩を裏付けとしてはどうか?まだ調べきっていないが「Life Hacks」のサイトを読むと、生活・仕事上のTIPSをビジネスマンが紹介して、心理学者が脳科学の立場から「小脳の機能的に×××となってしまう」と解説している。こんな風に、直感も半歩でも脳科学で説明できるところがあれば、理解が進むだろうと思う。原著が1998年に書かれたとのことなので、もうこんな動きは既にあるのかもしれない。
最後に「グレムリン」。研修の時、参加者が頻繁にこの言葉を使うので不思議だった。意味は文脈から、「望むべき行動を妨げるもの」と理解していたが、この本のp.58に「変化を忌み嫌い、現状維持を求める内なる声」と定義されていた。多分映画のグレムリンから名付けたんだろうな。1984年アメリカ映画だから、ちょっと古くなったんでは。新しい名前はなんだろう?
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