Thursday, September 07, 2006

ロバート・キヨサキ他著『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
ずっと前から読みたかった本。「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでからもう何年経つのだろう(多分2001年に買っているようだ。5年経った)。この春にも読みたくなって5月の中旬にAmazonマーケットプレースで手に入れたが、読み出したのは3ヶ月以上経った一昨日の夕方、突然。
まず、意外な引用を紹介しましょう。『ガリレオは言った - 「何であれ人に教えることはできない。私たちにできるのは、人が十分の中にそれを見つけるのを手助けすることだけだ』(p.170)これってコーチングで学ぶことと非常に近い。なぜ引用があるかと言えば、人が「お金」との付き合い方を変える時、さまざま新しいことを学ばなければならないから。
産業社会から情報社会へと時代が変わった今、「お金」との付き合い方の問題点と方向性や処方を、広い範囲から書き尽くしていると思う。骨格となっているのは「キャッシュフロー・クワドラント」と呼ぶ「お金」に対する立ち位置、「投資家の7つのレベルと3つのタイプ」、それに「ラットレースから抜け出すための7つのステップ」だけ。だが、その隙間にキヨサキ氏の経験から学んだいろんな知恵が詰まっている。だから最後の「7つのステップ」が非常に
分るし、読みながら自分の損益計算書や貸借対照表を作ると、次の一歩、いや二、三歩が見えてくる。
非常にタイムリーに読めたと思う。
「お金」との付き合い方を考えたい人、ビジネスや投資を始めたいと思う人は、手に入れておいたら良いと思う。そうすれば適切なタイミングで読めますよ。

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